2014年6月7日土曜日

学会でのタブレット利用を考える ~手書きノート編~

これまでにタブレットの【機種選び】や【電子書籍利用】方法を書いてきました。

でも学会での利用を想定している以上、ノートのようにメモが取れないとダメ!
ということですね。

じゃあノートアプリが必要になります。ってことで今回はノートアプリの選定です。

必要条件

・手書き
・文字打ち込み
・PDFへの上書き
・書き込み位置の自由度

って感じかな。順々に説明します

・手書き 

・文字打ち込み

世の中には書き込み方法に3つくらいあるように思います。
「タイピング打ち込み」「手書き文字入力」「手書きイラスト」

タイピングはご存知の通りワードなど通常のテキスト入力ですね。

次に手書き文字ですが、これはタブレットだから可能な機能の一つですね。手書きした文字を自動認識して活字に変換する場合、手書き文字をそのままテキスト行に貼り付けつ場合。
どちらにしても私には重要性がわかりません。大きなタブレットなら利用可能でしょうが、10インチサイズのタブレットに細かい字は書けないですからね。
まぁあとは私の字が汚いのでよめない・・・泣

最後は手書きイラストですが、ノートなのになんでイラスト?って思うかもしれません、確かに検索しても上記2点は重要視されるのに、イラスト入力はあまり存在しないんです。
ただ
私は化学系ということもありまして、図や絵を描きたいことがおおいんですよ!
まぁ絵というか主に化学式ですけどね・・・

ってことで、私の場合は「タイピング打ち込み」「手書きイラスト」が可能なものを選んでいます。

・PDFへの上書き

ノートとしてだけなら、白紙への書き込みで十分ですが実際に学会会場では
印刷した予稿に書きこむことが多いです。
そのまま保存すれば予稿の内容も保管できますからね。
今は予稿PDFはオンラインで閲覧可能な場合が多いので、読みたい予稿をPDFで
ダウンロードして直接書き込むだけでノートの完成!!

・書き込み位置の自由度

最後は書き込み位置ですが、多くのアプリはなぜだか左端からしか書き込めないものが多い。。。なぜでしょうね、wordも基本は左端スタートなので、そういった点をあえて踏襲しているんでしょうか?
私としては、メモ書きのように使用したいので、どこでも書き込めるものがよい!

以上を踏まえて探してみたところ、

次の3つが残りました!全て無料版で充分使えます!
マイクロソフト製Officeの1つですが、これは優秀!もうマイクソソフトなんて言わせないってくらい完成度が高い!
なにより、普段Officeを使う人には使い勝手が同じなので、馴染みやすいですね。
簡単に言うと手書き可能なPowerPointって感じです。

ファイルの保管場所はWin8にならってかOnedriveの1択、OfficeのようにPC内への保管は一時的なようです。
唯一の欠点(今の段階)というと、Android版は手書き入力ができず読み込みのみという点です。唯一というかこれが最大の欠点ですので、早く有料化でも何でもいいのでフルVer.をリリースして欲しいですね。

Skitch

Evernote傘下のソフトウエアです。もともとは独立したソフト会社でしたが、Evernoteに吸収合併されたようです。前から使い勝手よかったんですが、吸収されたことでEvernoteとの親和性が向上してるようです!
Evernoteユーザーには導入しやすいソフトかもしれません。こちらもファイル場所はEvernoteが基本で、他は共有って形をとります。

特に欠点はないですが、少しテイストが作画へ寄ってる感じがありますね。イラストを描くことがメインで+αテキストが書き込めるといった感じ。この辺は好みでしょうね。


Note Anytime

最後になりましたが、私は結局これで行こうと思っています。
これは7notesとかSu-Penの会社といえばご存知の方も多いかと思います。

使い勝手はOneNoteに近く、様々な便利ショートカットが多いの良いですね。
たとえばその場で長押しすると、入力切替ができるとか、図形をタップして長押しでサイズ調整コマンドが立ち上がったり。
コマンド画面出すのって結構面倒なんで、とても助かります。
他にも使い勝手は個人の好みですが、私は直感的に紙に一番近いかな?っと思います。単純に一番使いやすかった。
手早く、やりたいことが、簡単にできました!!

ファイル保存は独自のデジタルキャビネット、ファイルエクスポート可能ですが独自形式のみとなるので、完全にこいつに依存してしまいます。せめてPDF出力対応してほしーい!

今後は問題なくなっていくと思いますが、Windowsは8以降のみ対応です・・・というかWinstoreのみですね。


ってことで、お話は終わり実際にバンバン使っていくのは今年(2014年)の夏からになりそうです!

2014年4月1日火曜日

学会でのタブレット活用を考える ~電子書籍編~

タブレットの機種については前回 【機種選び編】 触れています
あと、【手書きノートアプリ】についても追記しました。

今回は電子書籍導入にあたってですね。

あくまで、学会での利用を主目的に、プライベートでも利用したいというのがコンセプトです。

・予稿PDF
・論文PDF
・自炊jpg (コミック・文庫など)
・電子書籍として購読

の3本柱となります。
PDFは自分で準備するとして、購読した電子書籍と自炊ファイルを併用できるリーダーアプリの選定ってのが重要でしょうか。

すこし調べると分かりますが、なぜか世間は電子書籍の購読派と自炊派に分かれているみたいです。併用するって情報があまり上がってこない・・・なぜ?


って感じですが・・・
恥ずかしながら、そもそも電子書籍ってどういう状態?という現状ですのでまずはそこから

ファイル形式

電子書籍のファイル形式は様々で1つには統合されていないようです。
ただ、ある程度方向性は見えてきていて、選ぶ基準になるかもしれません。
大手出版社は.bookを採用している模様、米国標準ではEPUBで、ソニーも採用。シャープのXMDFは国内では問題ないようですが今後は不安かな?

電子書籍のファイル形式、3種類の規格(拡張子)を押さえよう

実は重要! よくわかる電子書籍フォーマット規格!!

主要電子書店の配信ファイル形式を出版社別に調べてみた

電子書籍の購入

電子書籍の購入は有名どころではamazonや楽天book、他にもたくさんあります。基本的に各社が専用アプリを提供しているため、購入した書籍を専用アプリで読む分には何も問題ありません。

ただ、購入方式には書籍のデータファイルをダウンロードするタイプと、読むだけ(ストリーミングのようなもの?)のタイプがあるようで、端末の数によって選択を迫られるでしょう。

実際に購入したダウンロードデータを違う端末で読めるのか?著作の問題が絡むので面倒な操作が必要だと思いますが、やってみないとわかりませんね。

購入元をどこにするかは、個人次第かと思いますがとても良い比較サイトがありました。

amazon 楽天 は他のものも購入できるし、ポイント集約にはいいかな~と思っていたけど。電子書籍的にはイマイチのようです。
一方
BookLive!(凸版) ReaderStore(ソニー)は書籍に特化しているだけに、品揃え使い勝手は突出して良いようです。


PDFや自炊モノを読む

あとは専用アプリが自炊モノに対応しているかが重要ですね。
電子書籍専用端末はこれが出来ないものが多いため、今回は汎用タブレットでの利用が前提です。
これまでの含めて、専用アプリの比較をしてくれているサイトがこちら


まぁ後編なんですけどね。

ここで重要なのが、本件の主旨である 予稿・論文PDFの読みやすさ!ですね。

当然データの保管も兼ねるわけで、ストレージはそれなりに必要。しかしタブレットには求められない・・・ってことで外部ストレージ対応していることが必須条件。
この時点で

・ReaderStore
・楽天kobo

に絞られました。この二つは画像ファイル(jpg、gif、)対応なので自炊モノにも対応しています。さらに楽天koboはzip、rarをそのまま読み込めるため自炊モノには打って付けですね。

(追記)
勘違いしていたようです。上記2つはアプリではなく、電子書籍端末としてのRederやkoboの情報ですね。アプリでは自炊モノを読み込んでくれませんでした。

そいうことで、実際に利用してみた結果

Perfect Viewer

無難ですが、こいつが使いやすいかな。コミック読む場合はjpegが多いですが、zipのまま読み込んでくれる優れもの!
pdfは別途プラグイン必要ですので忘れずに!

しおりの管理も出来るし結構便利かも。
ただ、pdfの読み込みは少し遅いかな・・・まだ自炊の書籍を読んでないのでなんともいえません。


参考リンク
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1107/30/news003.html
http://ameblo.jp/japanscanservice/entry-11407998251.html

ではでは良いタブレットライフを!!





学会でのタブレット活用を考える ~機種選び編~

学会行くときにモバイルPCを持っていく人は多いと思います。でも
バッテリーが~~
重くて腕が・・・
鞄がかさばるなぁ~
って理由から嫌になりますよね。じゃ最近流行りのタブレットを有効活用しよう!って事で考えてみます。
まずは機種選びですが、その他についてはこちら【電子書籍利用】【手書きノートアプリ

使用環境(要求スペック)はこんな感じ

①主に外出時使用 (学会)
 →Wi-Fi接続で10時間以上のバッテリー欲しい

②予稿閲覧
 →PDFサクサク、画面サイズは8インチ以上、ブラウザ使用

③officeファイルは読み込みのみ
 →これは以外と重要。外での書類書きガッツリな人は、surfaceへどうぞ。

④非iPad
 →メインPCがWinなのでiOSを導入する理由なし

⑤文書打ち込み+手書き
 →ノート代用なんですが、化学系ということもあり構造式の描写は手書きが早いので

⑥電子書籍が読みたい
 →ヒマつぶしようです。

⑤⑥はソフトのお話なのでまたのお話。 ⑤ノート用アプリ編  ⑥電子書籍編


機種選び

ここでは①~④をベースにタブレットの機種を選びたいと思います。
まぁ非iPadなのでAndroidWindowsの機種ですと下の機種が最終候補になりました。

Android
・Lenovo YOGA TABLET 8 or 10
・ASUS MeMO Pad 8 or 10
・SONY Xperia Tablet Z  10

Windows
・マイクロソフト Surface2
・ASUS Vivo Tab Note 8 or 10
・Think Pad 8 or 10
って感じですねかね。surfaceとXperia以外は各サイズをそろえているので、お好みに合わせたサイズいいんではないでしょうか。
ただ、実機を触った感想では 8~10インチがベストって思いますね。

7インチは手書きするには小さい。
10インチ以上はそもそもない。

重量を考慮にいれて、
少しでも軽量でないと、ポスターセッション中に片手持ちし続けるのって結構しんどい。

あと重要なのが
⑤文書打ち込み+手書き

いいアプリがなかなか無くて、今のところマイクロソフト製OneNoteがベスト!
OneNoteは非常に優秀!ただ、OneDrive(旧SkyDrive)にしか保存できないとか、Microsoftアカウント必須とか結構めんどくさいですが、使い勝手は最高です。
ただ、
iOS用はフルスペックのようですが、Android用は読み込み専用みたいでね・・・これが大変。
モバイル用のOffice365がどうなって行くのか・・・ココ次第って感じですが。先日3月末にiOS対応したようなので、Android対応も秒読みと思いましょう!!。

まぁそうなると、逆にWinを使う理由がないんですね。

って事でAndroid端末。
値段気にしなかったらXperia ですけどね。今回は初めてのタブレットということで
安価なYOGA8インチに決定しました。



2014年3月15日土曜日

スマホをTVに映す!

家でPCをいじる機会がめちゃくちゃ減ってしまった・・・
最近は動画を見たり、ブラウジングするくらいしかすること無いなぁ

ってことで、最近ではデスクトップをTVラックに収納して、TVをモニターとして使用しています。

でも!PC起動すらめんどくさい!!!

ってことで、スマホの動画がTV画面で見られたらいいな~ってことで少し調べると色々出てきます。
有名なところだと「AppleTV」「Chromecast」ですね、でもこのへんってありがた迷惑な機能が結構あるんですよね。
たとえば、iTuneからの出力だったり、chrome専用アプリからの出力だったり、設定は楽にしてあるみたいですけど、持ってる動画だったり、ゲームの表示だったりは出来ない・・・

実際やりたいのは動画ストリーミング・ゲームアプリですので、ブラウザやアプリの制約があるのは使いづらいんですね。で結局そのままミラーリングしてくれればいいやってことになりました。

ただ私の場合はPC出力も出来てほしいので、こんな条件で探してました。

・入力機器からは無線
・スマホ、タブレット、PC全て対応
・映像だけでなくて音声出力も対応

なんて都合いいのないよな~って思っていましたが・・・
ありました!

発売は2013年12月。すごいタイミング!
さっそく購入です、ヨドバシカメラで9000円くらいでした。ネットだともう少し安いかな?

こいつの特徴は
・Miracast 対応
・WiDi 対応
両方に対応しているという素晴らしさ!!

MiracastはAndroidで対応している機種が多いので助かりますね。
WiDiはあんまり詳しくないですが、インテル主導の規格ですので主にWindowsに採用されるのかな?Windows8には標準対応しているみたいですね。

パッケージです↓




サイズも小さくて便利そう♪


ケーブルは電源ケーブルとHDMIケーブルのみ
設定も必要なし!TVにつないで電源ケーブルさすだけ、電源スイッチもない。
緑ランプが点灯したら準備OK!


これがTVの画面です。


すでにモバイル側を待ってくれていました。
今回はXperiaからの出力なので
「設定」→「Xperia」→「スクリーンミラーリング」→「スクリーンミラーリングをONにする」
とすれば終了。
めちゃくちゃ簡単でびっくりでした。

スマホの画面がそのままTVに出力されますよ。なんで、カメラでTVを撮影するとこんな感じ














右端の撮影ボタンがスマホでしょ。
こいつのすごいのは、HDMI出力なので音声もミラーリングします。
音量はTVリモコンからの操作となります。

画質はスマホの解像度のままですので、まぁそんなもんです。

気になるのはスマホ側の電池消耗でしょうか。これは予想通りめちゃ減ります。まぁWiFiで画像と音声を出力し続けるわけですから仕方ないか。
動画閲覧アプリである「ひま動ビューア」で動画再生しながらだと・・・なんと!
2.0A充電でも追いつかない!!
これ以上早い充電器ってあんまり無いと思うんだけど・・・長時間の利用はあまり出来ないかもしれませんね。2,3時間くらいは特に問題ありませんでした。

スマホでのレビューはこんなところ、特に苦労せず5分程度で接続から設置まで出来ました。


PCからの出力も試したかったのですが、私のPCはWindows7で非対応のようです・・・悲
対応PCのWin7ユーザーはココからWiDi用のソフトウエアをインストールすることで使用可能になるようです。

やっぱり大きい画面で見るのは楽でいいですね。

めんどくさい→楽に見る

っていうコンセプトに合ってるのでとても満足♪どうぞお試しあれ。


2013年11月4日月曜日

普段着をウエア(撥水・防水加工)にしよう!

スノーウエアって私服とは全然ちがうど派手なものとか多いですよね。普段は着られないようなのを着ようってのはよくわかります。
だけど最近は逆に普段着っぽいデザインのものも増えてきてますね、個人的な感覚では3年ほど前にInhabitantがレイヤードスタイルを流行らせてからの印象です。

そういう私も普段着っぽいの欲しいな~と思ってました。でもあんまり数も多くないし、やっぱりウエアとして売ってるものはそれなりに機能性があるので普段着ではないんですよね。

ってことで実際に普段着として着用してるものをスノーウエアにしようってコンセプトです!!

んで、使うのはコレ

ReviveX(リバイベックス) ウォータープルーフィング ソーク
定価2000円くらいで売ってます。

 
なんでもモンベルがアウターの撥水性維持に推奨してるとか、していないとか・・・
まぁそんなことはおいといて、よく売ってる防水アイテムはほとんどスプレーなんですよね。
さらに、防水・撥水ウエアに使用するものであって、普通の服には使えないんですが

なんと!

こいつは綿製品なんかの天然素材にも使用可能とのこと、ってことでこいつを普段着に使用してみようってことですね。

だけど、フッ素系材料を含まないってどんな内容何だろうか・・・裏の表記には原材料が書いてないんですよ、おそらくパラフィン系(ロウソク)の材料を表面コートすることで、撥水させてるのだと思います。

じゃ早速使ってみましょう!使う服はこれ













まぁ、普通のネルシャツですね。ネルシャツなので、表面は少し毛羽立っていて撥水性が少しだけあります。

使用方法
①漬け込み
ぬるま湯にキャップ5杯分いれて10分漬け込み


なぜでしょうね、普通は水~mLにキャップ~杯って感じで濃度を指定するのですが、説明書にはジャケット1着に付きキャップ5杯となっています。絶対量が効いているのか?詳細はなぞです

ちなみに、臭いが結構します。今は懐かしい教室ワックス掛けの時の臭いです・・・
まさにワックスと同じ臭いで、手もなんかぺたぺたするのに、水は弾く気持ち悪い状態になりました。

②脱水
これは洗濯機にお任せしました
③乾燥
うちは洗濯乾燥機なのでこちらもお任せ、大体1時間くらい回してました
乾燥は熱をかけてやったほうが、撥水剤が定着するとのことです。たぶん、パラフィンが繊維に染込む感じなんでしょうか、でしたら40度以上は欲しいですね

終了!でこちら













まあわからないですよね・・・要は変わってないってことです。
だけど水をたらしてみると・・・



     

←Before
  ぬれてしまっています





←After
  少しは弾いているでしょうか




まぁ正直そんなに差があるのかってとこですが、少しは弾いています。
でも服の上での水滴は格段に転がりやすくなってるので効果はあるんでしょう!
服の上での水コロコロを動画にしてみました。














どの程度使い物になるかは今シーズン入ってからわかると思いますので
追って報告しますね。

ではよいシーズンを!!

2013年10月9日水曜日

VAIO Pro 11 分解 (日経より)

この記事は永久保存でしょう! 一般オープンだったので、貼り付けます。

薄型軽量の限界に挑戦、870gのノートPC実現技術 

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2013/10/9 7:00
ソニーは2013年6月に台湾で開かれたIT(情報技術)関連の展示会「COMPUTEX TAIPEI 2013」で、パソコン「VAIO」の2013年夏モデルのラインアップを発表した。そこで注目を浴びた製品の一つが、ノートパソコン「VAIO Pro 11」である(図1)。画面寸法11.6型のタッチパネル搭載品の場合、重さは870gと「同タイプの『Ultrabook』として世界最軽量」(ソニー)をうたう。折り畳み時の厚さもヒンジ部で17.2mm、手前側先端部で13.2mmと非常に薄い。今回、日経エレクトロニクス誌はこのタッチ対応品をソニーの技術者と共に分解し、薄型・軽量化と、本来のノートパソコンの各種機能をどのように両立させたかを検証した。
図1  今回分解したVAIO Pro 11。キーボードのLEDバックライトを点灯させた様子
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図1  今回分解したVAIO Pro 11。キーボードのLEDバックライトを点灯させた様子
 VAIO Pro 11の分解での最初の注目点が筐体(きょうたい)である(図2)。ソニーの技術者は、「今回の軽量化は、あらゆる部品・部材を設計し直した結果だが、最も効果的だったことを一つ挙げるなら、筐体の素材を『UDカーボン』にしたこと」だとする。
 このパソコンを折り畳んだ際の外側に面する筐体にUDカーボンを採用した。なお、キーボード上の筐体には、ガラス繊維強化樹脂(GFRP)、タッチパッドの周辺にはアルミニウム合金を用いているという。
 「UDカーボン」はソニーが東レと共同開発した炭素繊維強化樹脂(CFRP)で、炭素繊維を一方向(UD:uni direction)にそろえて作製したUD CFRPのシートから成る。ソニーによれば、その比重はアルミ合金(A5052)の2分の1、曲げ弾性率は1.25倍(図2(c))という。仮に同じ面積の板で同じ曲げ強度を確保する場合、UD CFRPはアルミ合金に比べて、厚さを2割薄くでき、重さを6割軽くできることになる。
図2 筐体にUD CFRPを利用して強度の確保と軽量化を両立した。ディスプレイ側の筐体の様子(a~b)とUD CFRPと他の材料との比重と強度の違い(c)を示した。縦方向は、筐体の端を曲げることで強度を補強している
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図2 筐体にUD CFRPを利用して強度の確保と軽量化を両立した。ディスプレイ側の筐体の様子(a~b)とUD CFRPと他の材料との比重と強度の違い(c)を示した。縦方向は、筐体の端を曲げることで強度を補強している
 ソニーは実際には、そのUD CFRPシートの繊維の向きを「横方向と縦方向に交互に数枚重ねて筐体を作製した」とする。ただし、「最も外側のUD CFRPは繊維の向きが横方向のシートで、開閉時に必要な縦方向の強度がやや不足したため、筐体の短辺側の外周を折り曲げて縦方向の曲げ強度を高めた」(ソニーの技術者)とする。それがヒンジ部の形状が6角形に見える「ヘキサシェルデザイン」につながった。
■重さの2割は電池パック
 筐体を外して見えてきたのは、メインのプリント基板と、面積の6割超を占めるLi(リチウム)ポリマー2次電池の大きなパッケージである(図3)。4個の電池をまとめて1枚のパッケージにしたもので蓄電容量は32Wh、厚みは約3.5mmである。重さは178gで、パソコン全体の重さの約20%を占める[注]
図3  キーボードの下にある基板と電池パックの様子。電池パックは4個のLiポリマー2次電池をパッケージしたもので、厚さは約3.5mm、重さは178g。面積の2分の1以上、重さの5分の1を電池パックが占める
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図3  キーボードの下にある基板と電池パックの様子。電池パックは4個のLiポリマー2次電池をパッケージしたもので、厚さは約3.5mm、重さは178g。面積の2分の1以上、重さの5分の1を電池パックが占める
 このタイプの電池パックは、VAIOの薄型モデルでは以前から使われているが、「レイアウトに合わせて毎回設計を変えている」(ソニーの技術者)という。例えば、VAIO Pro 11では、音質を重視してやや大きなスピーカーを用いたが、電池パックはそのスピーカーとの重なりを避けるように形状を決めたという。
■基板を切り取って薄型化を実現
 プリント基板には、CPU(中央演算処理装置)やヒートパイプ、冷却ファン、そして主記憶となる16ビットのDDR3L SDRAM用チップが表裏に4個ずつ計8個、4Gバイト分が実装されている。
 さらに、記録容量128GバイトのシリアルATA(SATA)対応SSD(solid state drive)ストレージモジュール、そして無線LAN/Bluetooth(ブルートゥース)の無線モジュールなども搭載されている。「メインの基板は電池のスペースを確保するため、できるだけ横長になるように設計した」(ソニーの技術者)という。
 ストレージモジュールや無線モジュールには、米Intel(インテル)が提唱する新しいモジュール規格「M.2」に準拠したものを採用したが、これも「従来よりも細長く、しかも省面積を実現できるから」(同)という。
[注]他の主な部材の重さは、日経エレクトロニクス誌の測定で、液晶パネルが132gで全体の約15%、タッチパネルが97gで同11%である。電池と液晶パネル、タッチパネルという3部材だけで全体の重さの約47%を占めることになる。
 基板の厚さを薄くするためには、基板自体をカットすることにもためらいはなかった。具体的には、ストレージモジュールや無線モジュールがある位置には、基板に大きな穴を開け、背の高い受動部品や、パソコンの起動時に用いるRTC(real time clock)のサブバッテリー用の空間を確保した(図4)。
図4 裏から見たメイン基板とSDカードソケット用基板を示した。メイン基板には、厚い部品を収めるための穴がいくつかある。また、USB端子やSDカードソケットを収めるためにも、基板の一部を切除している
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図4 裏から見たメイン基板とSDカードソケット用基板を示した。メイン基板には、厚い部品を収めるための穴がいくつかある。また、USB端子やSDカードソケットを収めるためにも、基板の一部を切除している
 「パソコンの設計時にはまず、利用可能な厚さを決め、それに合うようにCAD(コンピューターによる設計)上で部品やその配置を選んだ」(ソニーの技術者)。今回のパソコンはヒンジ部が最も厚く、手前になるほど薄い「くさび型」(ソニー)となるように設計したため、設計上の厚さ制限は階段状になっているという。このため、パソコンの手前側に配置したSDカードソケットなどは、厚さ制限が最も厳しく、やはり基板を切り取ってソケットを埋め込んだとする。
■CPU周辺に配線見えず
図5 メイン基板からヒートパイプなどを外し、CPU周辺を拡大して示した。IntelのHaswellマイクロアーキテクチャに基づくCPUとI/OコントローラーICはMCM(multi-chip module)というモジュールになり、チップ間配線はすべて基板内に収められている
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図5 メイン基板からヒートパイプなどを外し、CPU周辺を拡大して示した。IntelのHaswellマイクロアーキテクチャに基づくCPUとI/OコントローラーICはMCM(multi-chip module)というモジュールになり、チップ間配線はすべて基板内に収められている
 VAIO Pro 11は、Intelの22ナノメートル世代トライゲート型トランジスターを用いた「Haswellマイクロアーキテクチャ」に基づくCPUをいち早く搭載したパソコンの一つである。同アーキテクチャは、CPUと、主記憶を制御するI/O(入出力)コントローラーを1枚のインターポーザー用基板上にまとめることで、MCM(multi-chip module)とする設計を採用している(図5)。
 この結果、CPUとチップセット間の接続はすべて基板内配線で済み、周辺の受動部品数も大きく減った。これが「基板の薄型化に大きな助けになった」(ソニーの技術者)という。
■薄型・軽量化が最優先ではない
 さまざまな薄型・軽量化の工夫が目立つVAIO Pro 11だが、ソニーは「薄型化、軽量化を最優先にしたわけではない」と強調する。利用者の使い勝手を高めるために、あえてそれらに反する選択をした部分もあるという。
 例えば、キーボードの各ボタンの厚さとボタンを押したときの押し幅(キーストロークの深さ)を厚くしたことだ。「最近の薄型パソコンでは1.2mmだったが、今回は1.4mmに増やした」(ソニーの技術者)。これで、入力などのミスが大きく減るとする。
 ただし、キーボード全体では従来と比べて厚さが増したわけではない。それは、キーボードの下にある、LED(発光ダイオード)バックライトの各部材を薄くしたからだ。「導光シートは従来の0.4~0.5mm厚から0.2mm厚に、LEDチップ自身も0.2mm厚と低背品で、フレキシブル基板に実装されているものを選んだ」(ソニーの技術者)という。
■頑丈さ確保に厚いガラスも
 パソコンのディスプレイ側にあるタッチパネルと一体になったカバーガラスを厚くしたことも、使い勝手を重視した結果だという(図6(a))。ソニーは最近の機種では0.55mm厚のガラス板を使っていたが、今回はあえて約36%厚い0.75mm厚のガラス板を用いたという。
図6 ディスプレイ側の部材を示した。タッチパネルはカバーガラスを兼ねている(a)。液晶パネルは、フレームの中でネジなどでは固定されておらず、クッションを介してわずかに動くようになっている(b~c)。LEDドライバーICは液晶パネルの外にあるが、LEDチップと液晶ディスプレイのドライバーICはパネルの外周にCOG(chip on glass)技術で実装されている
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図6 ディスプレイ側の部材を示した。タッチパネルはカバーガラスを兼ねている(a)。液晶パネルは、フレームの中でネジなどでは固定されておらず、クッションを介してわずかに動くようになっている(b~c)。LEDドライバーICは液晶パネルの外にあるが、LEDチップと液晶ディスプレイのドライバーICはパネルの外周にCOG(chip on glass)技術で実装されている
 厚くなった分はわずかだが、軽量化という目的にはやや反する選択になった。タッチパネルでは、そのガラスの重さがパネル全体の重さを左右するからだ。
 日経エレクトロニクス誌の測定では、タッチパネルの重さは約97g。VAIO Pro 11には、タッチ対応品と非対応品がある。非対応品の重さは730gと、タッチ対応品に比べて100gも軽い。その差の大部分は、タッチパネル、特にガラス板の重さから来ている。ガラスが36%も厚くなれば、それだけで30g前後重くなったと推定できる。
 ソニーによれば、ガラス板を厚くしたのは、頑丈さを重視したからだ。「今回の製品は、ビジネスユースを主に想定した。満員電車に乗れば、カバンが押しつぶされて、パソコンに大きな力がかかることがある。ディスプレイがむき出しのタブレット端末もある中で、今回のようなクラムシェル型のノートパソコンを選ぶ利用者は、頑丈さを期待しているはずだ」(ソニーの技術者)。
 頑丈さを確保する工夫は、液晶パネルでも見受けられる(図6(b~c))。液晶パネルは、それを収めるアルミニウム合金フレームの中で直接ネジなどでは固定されず、多少動くようになっているのである。液晶パネルの周囲にはクッションが貼ってあり、フレームが多少歪んだり、パソコンを落としても、液晶パネルが影響を受けにくくなっている。
 液晶パネルは、ガラス板上に直接液晶のドライバーIC(集積回路)のベアチップを実装するCOG(chip on glass)技術を用いて作製されている。これで、ドライバーICを実装する基板が不要となり、同パネルの省面積化と軽量化にも貢献したようだ。
(日経エレクトロニクス 野澤哲生)

2013年7月23日火曜日

次世代インターフェイス!Leap Motion を試してみたよ。

昨年話題になりましたLeap Motion
https://www.leapmotion.com/

このPVが出たときはワクワクがとまりませんでしたね!


これはベンチャー企業が開発したインターフェイス(PCのマウスやキーボードのような入力機器)ですが、ついに入手できました!

開発版やプロモーションはこれまでにもアップされていましたが、実際の使用感は日本ではほとんどアップされていませんでしたので、軽く触りだけ・・・

梱包はシンプル!
Macみたいですね。

中身はこんな感じ↓
非常にシンプルでこれまでの情報と同じような形状です。紫色の光は実際には赤色の光で、センサ部分と推察できます。

中身は本体とUSBケーブル2本だけ。いたってシンプルです。


使い始めとしても、非常に簡単。
私はWin7のPCユーザーですので、Leap Motion のHPからsetupファイルをダウンロードして、接続するだけでした。

接続認証後、"Airspace"というソフトをベースに操作するようです。(ここがよくわからなかった・・・)

最初チュートリアルが立ち上がるので、そこで

おおお!!!----


手が!手が!自分のとおりに認識してる!

普通に興奮ですわ、そして意外と操作範囲が広い!
個人的にうまいなって思うのは、デバイスは机の面にあるんですが、認識はPCディスプレイに対応しているんですよ。
上手くいえないですが、手を上下すると、画面上でも上下する!
手を前後させても、画面上では遠近感しか変わらない!
これって凄いですよね。kinectとか、Wiiは画面側に受信部があるので、その辺は直感どおりなんですが・・・

あと少しですが、無料のゲームも公開されているので、こちら
ジェンガ


単純だからこそ、性能がよくわかるというものでしょうか、とてもシビアな感度を持ってることがよくわかります。
指の先端を認識しているようですが、5mm程度の長さの差を認識してしまうので、とても難しい!
そして!!
ジェンガは指先の感覚がとても重要!!
というかものを掴む時に感覚がないと、いつ掴めているのかわからない!!

とまぁ、人間の感覚に触れることができたので、今後いろいろなアプリや使い方ができそうです。
結構生活が変わりそうだな~~

ちなみに、アプリは今のところAirspace storeというApple store やGoogle Playと似たマーケットで配布されていて、すでに無料・有料で多くのものが出ています。

お試しあれ!