2014年6月7日土曜日

学会でのタブレット利用を考える ~手書きノート編~

これまでにタブレットの【機種選び】や【電子書籍利用】方法を書いてきました。

でも学会での利用を想定している以上、ノートのようにメモが取れないとダメ!
ということですね。

じゃあノートアプリが必要になります。ってことで今回はノートアプリの選定です。

必要条件

・手書き
・文字打ち込み
・PDFへの上書き
・書き込み位置の自由度

って感じかな。順々に説明します

・手書き 

・文字打ち込み

世の中には書き込み方法に3つくらいあるように思います。
「タイピング打ち込み」「手書き文字入力」「手書きイラスト」

タイピングはご存知の通りワードなど通常のテキスト入力ですね。

次に手書き文字ですが、これはタブレットだから可能な機能の一つですね。手書きした文字を自動認識して活字に変換する場合、手書き文字をそのままテキスト行に貼り付けつ場合。
どちらにしても私には重要性がわかりません。大きなタブレットなら利用可能でしょうが、10インチサイズのタブレットに細かい字は書けないですからね。
まぁあとは私の字が汚いのでよめない・・・泣

最後は手書きイラストですが、ノートなのになんでイラスト?って思うかもしれません、確かに検索しても上記2点は重要視されるのに、イラスト入力はあまり存在しないんです。
ただ
私は化学系ということもありまして、図や絵を描きたいことがおおいんですよ!
まぁ絵というか主に化学式ですけどね・・・

ってことで、私の場合は「タイピング打ち込み」「手書きイラスト」が可能なものを選んでいます。

・PDFへの上書き

ノートとしてだけなら、白紙への書き込みで十分ですが実際に学会会場では
印刷した予稿に書きこむことが多いです。
そのまま保存すれば予稿の内容も保管できますからね。
今は予稿PDFはオンラインで閲覧可能な場合が多いので、読みたい予稿をPDFで
ダウンロードして直接書き込むだけでノートの完成!!

・書き込み位置の自由度

最後は書き込み位置ですが、多くのアプリはなぜだか左端からしか書き込めないものが多い。。。なぜでしょうね、wordも基本は左端スタートなので、そういった点をあえて踏襲しているんでしょうか?
私としては、メモ書きのように使用したいので、どこでも書き込めるものがよい!

以上を踏まえて探してみたところ、

次の3つが残りました!全て無料版で充分使えます!
マイクロソフト製Officeの1つですが、これは優秀!もうマイクソソフトなんて言わせないってくらい完成度が高い!
なにより、普段Officeを使う人には使い勝手が同じなので、馴染みやすいですね。
簡単に言うと手書き可能なPowerPointって感じです。

ファイルの保管場所はWin8にならってかOnedriveの1択、OfficeのようにPC内への保管は一時的なようです。
唯一の欠点(今の段階)というと、Android版は手書き入力ができず読み込みのみという点です。唯一というかこれが最大の欠点ですので、早く有料化でも何でもいいのでフルVer.をリリースして欲しいですね。

Skitch

Evernote傘下のソフトウエアです。もともとは独立したソフト会社でしたが、Evernoteに吸収合併されたようです。前から使い勝手よかったんですが、吸収されたことでEvernoteとの親和性が向上してるようです!
Evernoteユーザーには導入しやすいソフトかもしれません。こちらもファイル場所はEvernoteが基本で、他は共有って形をとります。

特に欠点はないですが、少しテイストが作画へ寄ってる感じがありますね。イラストを描くことがメインで+αテキストが書き込めるといった感じ。この辺は好みでしょうね。


Note Anytime

最後になりましたが、私は結局これで行こうと思っています。
これは7notesとかSu-Penの会社といえばご存知の方も多いかと思います。

使い勝手はOneNoteに近く、様々な便利ショートカットが多いの良いですね。
たとえばその場で長押しすると、入力切替ができるとか、図形をタップして長押しでサイズ調整コマンドが立ち上がったり。
コマンド画面出すのって結構面倒なんで、とても助かります。
他にも使い勝手は個人の好みですが、私は直感的に紙に一番近いかな?っと思います。単純に一番使いやすかった。
手早く、やりたいことが、簡単にできました!!

ファイル保存は独自のデジタルキャビネット、ファイルエクスポート可能ですが独自形式のみとなるので、完全にこいつに依存してしまいます。せめてPDF出力対応してほしーい!

今後は問題なくなっていくと思いますが、Windowsは8以降のみ対応です・・・というかWinstoreのみですね。


ってことで、お話は終わり実際にバンバン使っていくのは今年(2014年)の夏からになりそうです!